2006年06月20日(Tue)

NYへ行こう!

"大都会"ニューヨーク! なんて魅力的な響きだろう。


忘れもしない2002年の11月、ぼくは初めてニューヨークに訪れた。
「MASAと歩くニューヨーク2002」というツアーに参加したのだ。
このツアーは、ミュージシャン山本正之(以降、正之先生)が、自身の歌にもたびたび登場するニューヨークという街を、自ら案内してくれるという、山本正之マニア垂涎のツアーだ。

これで行ったニューヨークに、ぼくは思いっきりはまってしまった。
田舎者とか世間知らずとか言われるのかもしれないが、ぼくの眼には、ニューヨークの何もかもが、めちゃくちゃ格好良く映ったのだ。

ぼくはその感動を、不完全ながらも日記に残し、不完全のままWebに公開した。
そしてその後、不完全であることを後悔した。


忘れもしない2004年の…えーっと、5月だったかな? 2年前同様「MASAと歩くニューヨーク2004」で訪れた、2度目のニューヨーク。
同じ街に2度も旅行したことなんて、当時のぼくには初めての経験だった。

2度訪ねても、やっぱりニューヨークは格好良かった。
2002年のニューヨークと違い、ツアーに参加した知り合い以外の人とも、ずいぶんと親交を深めることができた。
毎晩のように親交を深めていたおかげで、その年は日記を残せなかった。

そう、「忘れもしない」と書いておきながら、今では、「5月だったかな?」とか言ってしまうくらい、記憶が曖昧になってしまっているのだ。
2年前に行った時と混じってしまったり、言われるまで思い出せなかったり。


忘れもしないどころか、まだ来てもいない、2006年の7月。ぼくは三度目のニューヨークに旅立つことにした。
一番の目的は、7月4日に上がる、イーストリバーの花火。7月4日はアメリカの独立記念日。それと同時にぼくの誕生日でもある。
勝手に祝ってもらっている気分になるには、もってこいの日だ。

今回はツアーは組まれていない。2004年のツアーでご一緒した方の何人かと、今回もご一緒させていただくが、自分で飛行機やホテルの手配をしなくてはならない。
そして今回は、可能な限り日記を残さなくてはならない。

だって2002年の旅行記は、今読み返しても面白いもの!
もちろんそれは文章そのものの面白さというより、当時の自分の体験が思い出されるからの面白さなんだけれど。


そんなわけで、ぼくはまた、旅行記を残す。
ぼくの日記の一番の読者は、もちろんぼく。ぼくの、ぼくによる、ぼくのための文章。
でももし、二番三番の読者ができるとしたら、それはとても嬉しいことですよね。
posted by ななし at 00:00 | Comment(0) | はじめに