寒いっ!
その寒さを紛らわせるためにも、少し早足で歩く。
その早足と、寒さが肌を刺す感じ。ふと、2002年のニューヨークを思い出した。
…と、ついうっかりニューヨークの話を書いてしまいそうになりましたが、この日曜〜月曜に行ってきたのは北海道です。
残念ながら、土曜日の仙台には行っていません。
その後、まだちょっと時間があったので、テレビ塔にのぼって、一応の札幌観光。何とかと煙じゃありませんが、高いところにのぼるのは楽しいですね。
今日のライヴ会場は、その時計台に程近いビルの会議室。
エレベーターを降りて、2度か3度角を曲がって、階段を上って…え、階段? いや、あったんですよ。5〜6段ですけどね。なんか、複雑な形をしたビルでした。
会場に着くと、すでにお二人の方がいらしてました。今年のニューヨークツアーでご一緒したご夫婦です。この方々もいっぱい前線に行っていたはずなんですが、お逢いしたのは札幌が初めて。奇遇なこともあったもんです。
と、普段は書かない開場前のことを何でこんなに書いていたかって、つまるところ、ぼくは(歩いていた順番の関係で)列の3番目なんですよ!
前の2人は隣同士に座るでしょうから…。これは、狙えます。あの、今まで座れなかった…いや、ともすればちょっと遠慮していた、あの席に座れます。
そんなわけで、ぼくの記憶にある限り初めての、最前列中央に座っての山本正之ライヴです。
正確には真ん中に通路があるので、"中央"は複数ありますが、いわゆる"ど真ん中"であることには間違いありません。しかもギター側(舞台を向いて左手)。ぼく言うところの「どっきどきシート」です。
事実、最初のメドレーでは、変に緊張してしまって、正之先生の顔が見られず、弦を掻き鳴らす右手ばかり見ていました。それはそれで興味深かったですけどね。
2曲目の「やあ2」で、「やぁぁぁぁぁぁあっ!」とか言っていたら、ちょっと慣れてきて、やっと顔を見ることができました。
続けて、「北海道の人なら許してくれるよね」と、「燃えよドラゴンズ!」。確かに、勝ったチームのご当地じゃないと、この連続は難しいでしょうね。
(写真は、翌日、札幌駅に飾ってあった優勝旗です)
その次の「府中捕物控」は、会場にアルフィーのファンでもある方がいらしたようで、とても嬉しそうでした。
ぼくとしては「紅子の宇宙船」が聴けたのが嬉しかったです。
「あああがらがらどんどんどん」に収録されていますが、あんまりライヴで演奏することはありませんよね。正之先生も「リクエストショーくらいでしかやらないんだよな、何でだろう?」と首をひねっていました。
それと、ラス前の「アフロディテを海に残して」。
来年2月発売のニューアルバムに収録されるそうですが、演奏するのは、札幌まで取っておいたんだとか。
これも良かったなあ。
もしかしたら会場の構造や大きさ、ともすればぼくの座っている位置のせいかもしれませんが、「良い曲だった!」と思った曲の拍手が大きいのは、客席にいても気持ちが良いですね。「他のお客さんも同じ気持ちだったんだ!」って思えて。
順番が前後しましたが、札幌でサインをいただいたのは、アルバム「才能の本能」のブックレットです。
前線の全ての会場で歌われてきた、「少年の夢は生きている」のページ…は歌詞でいっぱいだったので、その隣のページに。でも、気分は「"少夢"の横にサインしてもらった」です。
明日は、前線の最終目的地。おしゃ、まんべ♪ です。
※「明日」とか書いてあるし、文末にある日付も19日になっていますが、実際にこの記事を書いているのは、長万部のライヴが終わって、ぼくが家に帰ってきた後です。
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会場
松崎ビル 会議室(2F)
開場/開演 〜 終演
13:45/14:30 〜 16:30頃
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曲目リスト
メドレー
(ヤッターマン〜オタスケマン〜イッパツマン〜前線旅立ちオタズネマンの歌)
やぁ2
熱血!ファイターズの歌(2006年Ver.)
燃えよドラゴンズ(2006年Ver.)
府中捕物控(3コーラスVer.)
わがまま博多ラーメン(短編)
浮気な看護婦さん(短編)
冥王星の逆襲(短編)
冥王星のパキラ(短編)
いい打線のバラード(短編)
続いい打線のバラード(短編)
イリオモテヤマネコ(フルVer.)
月夜ノ兎
(チューニング)
フォレストヒルズ物語 ロイスのタップシューズ
紅子の宇宙船
アフロディテを海に残して
少年の夢は生きている(会場合唱)
例によって、順番、曲目、表記等に誤りがあったらごめんなさい。ご指摘いただけると幸いです。