ベラボーエンタテインメントの山本正之ページで、2009年3月25日発売予定の CD-BOX「THE パカパッカン」の詳細が発表されていました。
http://www.bellabeaux.co.jp/yamamoto/pakapakkan.html「才能の遺跡」「アノ世ノ果テ」「マサユキ天国」「桃の花」のオリジナルアルバム4枚、
「演歌の帝王」「アニメの大王」のコンセプトアルバム2枚、当時マキシシングルとして発売された
「サスクハナ号の曳航」、
シングル文庫シリーズ(第一期)の全タイトルといった、今では入手困難…らしいCDをまとめた CD-BOX です。
そして今回ようやっと、
「最新・山本正之作品大全集」と銘打たれた10枚目のディスクの内容も明らかになっています。
リンク先には全ての収録曲目が発表されているので、詳しくはそちらをご覧ください。
上で入手困難「らしい」と書いたのは、ぼくが買った頃はまだ困難ではなかったからなんですが、聞いた話によるとネットオークションとかで万単位の金額が付くこともあるんだとか。まぁ一番新しい「桃の花」ですら11年前の発売ですからね。そりゃ入手も難しくなろうってものです。
…そういえばぼくも「パラダイス・パラドックス」が聴きたくて CD を探したら、
えらい値段が付いていたことがありました…。
そう! その「パラダイス・パラドックス」も、10枚目のディスクに収録されているんですよ。
そうだ。ぼくみたいに
「基本的にはアルバムは全部持ってるんだよなあ…」という人にとっての魅力みたいなのをまとめてみましょう。
まずはレギュラーアルバムは持っていてもコンセプトアルバムには手を出していない、という人には、「演歌の帝王」や「アニメの大王」は魅力ですね。
シングル文庫も、当時毎月リリースしていましたから、お小遣いのやりくりができずに見送った人もいるかもしれません。…これ、時期を逃すと当時ですらなかなか買えませんでしたからね。
「サスクハナ号の曳航」も、新たに初CD化の
カラオケ版がカップリングされています。
音質にこだわるとすれば、Digital Master されているそう…って、ごめんなさい。ぼく、ここらへんの分野は詳しくありませんが、つまりは音が良くなってるんですよね?
10枚目の「最新・山本正之作品大全集」では、東海テレビの番組に関係した
「ぴーかんママ女神」「ご縁体操・ご縁です」が初CD化。
「イタダキマンの歌」はタイムボカンシリーズの DVD-BOX をいくつか(!)買うともらえる特典CD に収録されていましたね。
「朝びらき丸東の空へ」が収録された、山本正之プレゼンツの舞台「STRANGER」のサウンドトラックは、劇場で販売されていたのを覚えています。
「hi-ho」は、Panasonic が運営しているインターネットプロバイダの CMソング。この曲の詞は広告代理店の人が山本正之のCDを聞きこんで山本正之”っポイ”ものを作詞したと聞いた覚えがあります。それが実際にCDに収録されるっていうのは、何だか面白いですね。あと、Panasonic 関連のCMソングがパイオニアの流れを汲むジェネオンで初CD化されるのも、面白い気がします。
他にもライヴで歌われた歌の初CD化とかありますが、この調子で行くと10枚目の全曲目にコメントすることになりそうなので、このくらいで。
個人的に嬉しいのは、「山本正之本人による
全曲の解説」のところです。
曲にこめられた想いとか、創作に至ったきっかけとか、曲作りの裏話とかが読めるんだと思いますが、こういう読み物、大好きです!

今回の「THE パカパッカン」の前に発売された
「THE ポコポッコン」[AA]

。
今、Amazon で調べてみたら、まだ新品を売ってるところがあるんですね!
…って、本当かなあ…? これ。