2007年03月28日(Wed)

CMソング

2007年3月27日付けの朝日新聞の山形版…なのかな? に、長寿CMの記事が載っていたようです。何でそんな記事知ってるんだって、偶然ネットで見付けただけです。
asahi.com マイタウン山形 より

引用元は新聞社のサイトですが、こういうサイトは少し日数が経つと、ネット上から記事を消してしまうんで、多めに引用します。
 数十年間変わらず、企業名と商品名を繰り返すテレビCM曲が、県内にはいくつも残っている。数週間おきにめまぐるしく曲が変わる全国規模のテレビCMとは対照的。長年変わらないのは、宣伝費が少ないといった地方特有の事情もあるようだが、県民に親しまれており、企業側も思い入れが深い。

という書き出しで始まるこの記事。まさに山形県内向けの内容です。
ひとつ目はでんろく豆のCMのこと。それに続いて、ふたつ目は、
 「清酒・東光」を作る米沢市の酒造会社「小嶋総本店」。CM曲は「わたしの東光」。

あー、東光。ぼくも飲んだことありますよ…って、東光のCM曲って言ったら、あの歌じゃないですか。
 ♯語り明かせば夜は更ける ふれあいの酒 わたしの東光

 中日ドラゴンズが優勝したときにヒットした「燃えよドラゴンズ」の作曲者である山本正之さんの作品だ。
 小嶋総本店は、20年以上前に「歴史に加え、新しさをアピールするCMを作りたい」と、山本さんに依頼した。
 山本さんは四つの曲を用意したが、取締役の小嶋淳子さん(51)が「楽しく飲めそうな曲」を選んだ。
 それが現在まで流れている曲で、山本さんが実は一番お気に入りだった曲だった。山本さんは、01年に自分の作品集のCDにも収録。全国に知られるようになった。
 小嶋さんは「曲が有名になり、聴くだけで東光を想起してもらえる。もう別の曲を作る必要はありませんよ」と言う。


そうか、山形ではずぅっと流れているCM曲なんですね。
ぼくは、記事中で「作品集」と紹介されている、「蔵出・山本正之作品大全集」が発売されるまでは聴いたことがありませんでしたが、山形の人にとってはかなりお馴染みの曲だったようです。

そういえば、その地方ではみんな知ってるけど、別のところに行くと知られてないCMってありますね。大学生の頃、同級生に、「ハトヤ」のCMの話が通じなくてびっくりしました。その直後、その人の出身地を思い出して、そりゃそうか、と思いましたけど。北海道の人が伊東の温泉ホテルを知ってるはずありませんよね。

にしても、4つも曲を用意したんですね。このCMに使われなかったメロディってのも、気になるところです。


CMソングといえば、先日、松下がHi-Hoを売却する、というニュースを聞きました。
以前、正之先生がHi-HoのCMソング歌っていましたね。

海外サイトに、当時のFlashが残っていました。
These Flash Anime commericals are just too funny.

とあるんで、「マジ、面白すぎ」って感じですか?

このCMソングは、作曲・歌:山本正之 で、作詞は広告代理店の人と、このCMが流れていた頃のライヴで聞いた覚えがあります。
作詞された方は、アルバムを聞き込んで、「山本正之っポイ」のを作ったそうです。
ファンの方々は、作詞が正之先生じゃないことに気付いたかもしれませんが、確かに「っポイ」感じに作られた努力は感じられますよね。
posted by ななし at 00:56 | Comment(2) | 日記(山本正之ネタ)

2007年03月23日(Fri)

BSNラジオの特番

ネット上で発見した情報ですが、BSNラジオ「素晴らしき 山本正之の世界」という番組をやるそうなんですよ。放送は、明日(3月24日 土曜日)の14:00から、1時間です。
正之先生が出演されるかどうかは分かりませんが、出演されるにしてもされないにしても、色んな人が山本正之に対する想いを書いて、曲のリクエストをするわけでしょう? 聴きたいじゃないですか!

…で、BSNラジオって? と思ってよく見てみたら、新潟のラジオ局のようです。
ラジオ番組のネット配信も行っているようですが、限られた番組だけで、「素晴らしき…」はそれに含まれていないようです。うーん、残念。

新潟かあ。新潟、新潟…うちの母方のお祖父さんのさらにどっか親戚がいたような話を聞いたことがありますが、当然、よく知りません。
って、あぁ! 新潟の知り合い、いるじゃないですか。しかも山本正之ファンですよ。
ちょっとメールを送ってみようっと。
posted by ななし at 01:02 | Comment(10) | 日記(山本正之ネタ)

2007年03月18日(Sun)

ビッグスタンダードショー'07編

先週の大阪に続けて、山本正之コンサートVol.27「ビッグスタンダードショー'07編」に行ってきました。
こう連続でライヴに行ってると、マサユキ前線を思い出します。

場所は霞ヶ関のイイノホール。11年前も同じ会場でコンサートがあったんですが、その時には、ホールの場所が分からなくて迷ったのを思い出しました。見付けてみれば、高校生の時(当時を基準にすると一年前)に、部活のトレーニングで毎週走っていたコース沿いにあって、「なんだ、こんなところにあったのか」と思ったのも思い出しました。

そんな思い出に浸りつつ、エレベーターに乗って会場のあるフロアへ。今回は開場ちょっと前の時間に行ったので、ほとんど待たずに入場できました。
入場口には、「終演予定時間 20:00」の文字が(*1)
「えー、5時半開始でしょう? 2時間半? 少し短めなんだね」
なんて言っていたら、一緒に行った人に、
「いや、あくまで予定だから。延びるでしょ」
とか言われちゃいました。まぁなんて言うか、ぼくもそう思っていたけれど…、思ってても言わないことって、あるよね。

(*1) 入場口にあった文字は「20:30」だったというご指摘をいただきました。「私も20:00に見間違えた」とも言っていたので、何か見間違えそうな文字だったのかなあ? 普通の活字だったんですけどね。


ライヴで買ったCD入口を抜けると、そのすぐ前に物販コーナーがあります。
先週の大阪で買っちゃったから、今日は特に物販に用はない…と思っていたら、「才能の楽園 ウィズアウト・ヴォーカル」というCDが発売されていました。買わなくちゃ!
今回のCDに限って言うと、「逆転イッパツマン!3C」のカラオケが、かなり格好良いんじゃないかと思います。…まだ聴いてないうちに書いてますが。
写真は、会場で買ったCDです。

席は、前から4列目。高さ的にちょうど良い! ぼくの目の前の二席が空いていたせいもあって、さらに見やすかったです。…でも、この席の人はどうしたんだろうなあ? 急用が入っちゃったのかなあ? もしかしたら遅れて来て、後ろの方に座ったのかもしれませんけどね。


物販でCDを買って、知り合いのファンの方や、一緒に行った人たちとおしゃべりして戻ると、程なく開演されました。
今日はいくちゃん(藤原いくろうさん)が、どうしてもはずせないスケジュールがあったそうで、代わりに、正之先生の最初の弟子、NONCHIさんとおっしゃる女性の方がキーボードを弾いていました。もう一人のキーボードは、前回同様TABASAさんだったんで、今回のライヴでは、女声コーラスなんですね。これはちょっと、いつもとは感じが違いましたよ。

「スタンダードショー」の名の通り、スタンダードなナンバーが並ぶラインナップとなりましたが、その合間合間に、CDにできない曲があり、ニューアルバムの曲があり、初公開の新曲がありと、盛りだくさん。
全曲目リストは、末尾の曲目リストをご覧いただくということで、ここではぼく主観でちょこちょことピックアップしてみましょう。

「私のカレは隠れ切支丹」は、ピー音なしの、「持ちネタ全部使います」ということで、最新の世情に合わせた歌詞になっていました。
「名古屋はええよやっとかめ」は、2007年版。所々で新しくなっていましたね。
「遥かなる日本酒ライス」のエピソードって、何度聞いても好きです。

「オタスケマンの歌」「黄金戦士ゴールドライタン」「アステロイドブルース」は、スタンディングで歌っていました。
スタンディングだとAJFモードに…ということで、AJFでの台詞をセルフパロディしていました。でも、やっぱりノリが全然違っていて、面白いですね。
個人的にはAJFのノリよりも、山本正之コンサートのノリの方が奥ゆかしくて好きだけれど、ノリが良いのはAJFのファンですね。…良くも悪くも。
大阪では「アニソンライヴ」と銘打っていたせいもあってAJFのファンの方もいっぱいいたようで、それに近いノリになっていたんですが、東京はスタンダードショーだものね、随分と違いますね。

新曲「奇蹟の雫」も良かったなあ。アルバムを出したばかりだったし、新曲が聴けるなんて思っていませんでしたよ。嬉しいサプライズです。
「過ぎし日のロックンロール」は相変わらず格好良い。ライヴで聴くのは久しぶりだった気がします。ちょうどこのblogで、ちょっとだけですけれども話題にしたばかりだったんで、個人的にタイムリーでした。

「リハビリテーション」は演奏前に、この曲にまつわるエピソードを。エピソードはCDのブックレットにも書いてあるんですが、もう少し細かいことまで話していて、曲の前からじーんと来てしまいました。

「アフロディテ…」を"一応"のラストにして、アンコールは、再びスタンディングマイクで歌い上げました。
「逆転イッパツマン!3C」で思いっきりコーラスを入れて、大ラスはこれぞ"スタンダード"の、「少年の夢は生きている」。今日は、ビリジアンの絵の具をくれた、"ちづこおばさん"がいらしていたそうです。
最後のサビを会場も一緒に合唱したのが、すっごく気持ちが良かった! 歌を聴いているのはもちろん良いんですが、ずっと聴いてると、歌いたくなる曲って、あるんですよね。

「あれれ? あの曲は?」と思っていた2曲が、ばしっとアンコールに入ってきて、なんだかいつも以上に充実した気分で、終演の拍手を送っていた気がします。
久しぶりに「愛別離苦」って言ってくれたのも、良かったですね。ぼくが来始めた頃は、毎回、言っていたんです。
何だか、11年の月日を飛び越えてくっつけたような、でもやっぱりきちんと11年の年月を伝えられたような、そんなコンサートでした。


終わった後は、一緒に来た人たちや、ぼくの知り合いのファンの方なんかを一緒にしたメンバーで、軽く一杯、二杯、三杯…。
好きに感想を主張しながら飲むのも、ライヴの時のお楽しみのひとつですよね。


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会場
 イイノホール
開場/開演 〜 終演
 16:45/17:30 〜 20:20頃
曲目リスト
posted by ななし at 23:55 | Comment(0) | ライヴ、公演

2007年03月15日(Thu)

「パラダイス・パラドックス」

大阪のライヴから数日経ちましたが、いまだに頭の中で「パラダイス・パラドックス」が流れています。
といっても、歌詞を覚えていないので、何となくのメロディだけ。
うーん、やっぱりCDで欲しいなあ。

この歌が収録されているCDはすでに廃盤になっているようで、ネットで探した限りでは、入手できそうにありません。
ネットオークションのサイトで、すでに完了したオークションとしていくつか記録が残っていましたが、10,000円以上で競り落とされてますね。うーむ。
個人的に、こういうオークションは好きじゃありません。安価で買うんだったり、(山本正之)リクエストショーみたいにチャリティオークションだったりすれば気にならないんですが、そうじゃないと見ず知らずの人が不当に利益を得る気がして、嫌なんです。
レコード会社にもミュージシャンにも還元されませんしね。
もっとも、すでに廃盤になっているのであれば、どうやったってレコード会社やミュージシャンへ還元させることはできませんけど。

ならばせめて妥当な値段で探せれば、と思っているけれど、とりあえず近所の中古ショップには置いてないようです。そりゃこんな古いCD、なかなかないよなあ。

友人に話をしたら、彼が以前やった探し方を教えてくれました。
1日乗車券を買って、その乗車券で行ける駅にあるブックオフとか、中古CD屋さんを1つずつ探すんですって。そ、そこまでするのか。
まぁ彼の場合は、欲しいCDが何枚かあって、それらをいっぺんに探すために、そういうやり方をしたんだそうですけど。


そこまでするかどうかは別として、ちょっと気にして探してみようかな、と思います。
中古CD屋さんを見つけるたびに商品をチェックするのなんて、高校生の時以来です。うまく見付かりますかね…?
posted by ななし at 23:55 | Comment(8) | 日記(山本正之ネタ)

2007年03月10日(Sat)

春のおたのしみショー・アニソン編

行ってきました、大阪。今回は(も?)一泊です。以前日帰りで行って帰ってきたときは、結構せわしなかったですね。逆に一泊すると、翌日が丸々あまったりするんですけど。

それはそうと、大阪。
新大阪で新幹線を降りるときに気付いたんですが、ぼく、大阪にひとりで来るの、初めてだったんですよ。以前までは大阪に詳しい…というところまでは行かないにしても、そこそこ来たことがある人の後ろについて歩いてれば良かったんですが、今回は自分で歩かないといけません。
おー、わ、分からない。
いや、案内板を見て歩けば分かるんですが、逆に言うとそういうのを見ないと分かりません。新大阪から大阪って、どうやって行くの? とか、JR大阪と梅田の位置関係とか。
逐一地図を見ながら歩いたんで、ホテルに行くだけでも結構かかっちゃいました。

知り合いの人たちと合流した後、「ニューヨークの方が道知ってるくらいですよ」なんて冗談を言ったくらいです。いや、実際、ニューヨークの方が一人で歩いた時間とかは長いけど。


夕方5時前頃、バナナホールの前に着くと、すでに結構人が集まっています。こういうライヴって、時間より前に来る人が多いよなあ。まぁ遅れたら嫌だものなあ。
会場スタッフの人が、言外に「もう少し経ってから来てよ」みたいなことを言ってるんですが、その場を立ち去る人はいません。ホール前にぎゅうぎゅうに人が詰まっていて、そこだけですでに、スタンディングのライヴ中みたいでしたよ。

ぼくの整理券番号は30番台だったんで、比較的早めの入場です。
ちなみにこの日のお客さんは、250名バナナホールは満員です。椅子はかなりきつきつ。スタンディングの人までいました。このライヴはノリ的には、スタンディングでも良かったかもしれませんけどね。


ライヴのオープニングは、いつものLEXINGTONではなく、スタンディングマイクでの「嗚呼!逆転王」。
今日のお客さんはいつもの山本正之ファンに加えて、AJFに良く行ってるっぽい方が多かったようで、盛り上がり方もいつものライヴと違っていました。常連の山本正之ファンって、良くも悪くも大人しい人が多いんですよね。その点、AJFの人は、熱いですよ。…良くも悪くも。

演奏曲目は、日記の最後に付けた「曲目リスト」を見ていただければ良いと思うんですが、最初にタイムボカンシリーズのオープニング。続けてエンディング、挿入歌といった流れでした。
アニソンライヴということでカラオケもあるのかな、と思っていたんですが、全曲ギターで、しかも激しい!
客席は客席でどの曲もコール入れまくりだし、ぼくの隣の席の人なんて、始終歌ってましたね。普段のライヴでそれをやられたら、ちょっとどうしてくれようかと思っちゃうけど、今日のライヴはそれはそれで良し! みんな、すっごく楽しそうにしてました。
エンディング曲のはコーラスっていうより、メインの部分を客席が歌う感じです。
正之先生が「いーのちのもとをー」って歌ったら、客席が「探して探して」ですからね。
それがまた楽しいんだ! ライヴ中にも話が出てましたが、「舞台上と客席の一体感」を感じましたね。すごい信頼関係です。

全体に曲数が多かったんで(34曲かな?)、MCは少なめでしたが、それでも結構色々と、曲にまつわるエピソードを話してくれました。
競作の話とか、「おじゃまんが山田くん」は何度も書き直した話とか。
中でも気になったのは、ラス前の「パラダイス・パラドックス」という曲。すごく沈んでいるとき(という表現は軽すぎるか?)に、この曲を夜通しリピートを繰り返して聞き続けていたら、夜明け前に、その状態を抜けることができた、という話だったんですが、この曲の収録されているCDは、もう廃盤なんですよね。
正之先生も「ちょっと手に入らないかもしれない」と言っていましたが、欲しい! 良い曲でしたよ。もっと聞きたい。
インターネットで調べたところ、「ふるえるぜ!HEART〜J9と仲間達〜」というCDに入っているそうです。

今回、客席に歌うように促していた曲が何曲かあったんですが、この「パラダイス・パラドックス」のサビ部分もそうされていました。
え、この曲、今日初めて聞いたよ、と思っていたんですが、意外と歌えるものですね。舞台上で正之先生がリードしてくれてるから、っていうのもありますが、少なくともぼくの周囲からは、歌声が聞こえていました。

この「パラダイス・パラドックス」から、(一応)最後の曲「ZEったい消エナイ」、アンコールの「ボカンで育って大人になって」までの流れが、アニソン縛りという概念を保持したまま、普段の山本正之ライヴを感じさせる選曲でした。
仲良くさせてもらっているファンの方曰く、「アニソンライヴと思って油断していたら最後でやられた」だそうです。うん、ぼくもそう思った。


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会場
 大阪 バナナホール
開場/開演 〜 終演
 17:15/18:00 〜 21:00頃

曲目リスト
posted by ななし at 23:55 | Comment(0) | ライヴ、公演

2007年03月08日(Thu)

「アオイホノオ」

今日(3/8)発売の週刊ヤングサンデーに、島本和彦の読み切り漫画「アオイホノオ」(前編)が掲載されていました。
ぼく、島本、大好きなんですよ。単行本もほとんど揃ってます。…大半が実家に置きっぱなしだけど。

今回の読み切りの主人公は、漫画家を目指す青年。名前こそ仮名ですが、島本和彦本人をモデルにしています。
モデルが本人なんで、漫画の時代設定も、本人が大学生の頃…とまあ、説明が長くなりましたが、別にこの日記で漫画の感想を書こうって言うんじゃないんです。
話題にしたいのは、このコマ。
アオイホノオ01
「あっ、ブライガーの時間だから帰らなきゃ。」

おお、何か意表を突かれました。そうか、島本青年はブライガー見てたのか。
さらにこのくだり。

アオイホノオ02
「ブライガーもOPとEDは素晴らしいが ―― 」

おー! うんうん、格好良いですよね、ブライガーの音楽! 前奏聞いただけでしびれるもの。って、ぼく、ブライガーは見てなかったんで、山本正之ファンになってから初めて聞いたんですけどね。

ただ、島本青年…じゃなかった、主人公は続けてこうも言ってます。
「本編はアレだな! 見なくてもOKだな!」
…うん、ぼく、ブライガー見たことないから、本編のことは知らない、知らない。
でも、シリーズになったくらいだから、それなりに人気があったんだと思うんですけどね。

ちなみにこの主人公は、後に大成する漫画家とかに対して、「このままじゃ人気が出ない」とか言っている、いわゆる当時のオタクという役どころなんで、ある意味正直で、ある意味不遜なのが、本編においてのギャグになっています。
雑誌に載っていた作者のインタビューでは、「心配で、描いている手が震えた」みたいなことも言っていました。


と、普段買わない雑誌を買ってスキャニングまでしてしまいましたが、まとめると、出てくると思ってなかったところで、山本正之作品が出てくると嬉しいよね、というお話でした。
週末はアニソンライヴだし、もしかしたら「♪J9 J9 情け無用…」なんて聞くこともあるかも? そういえば漫画の舞台も大阪でした。島本青年が大阪の学校に通ってましたからね。
posted by ななし at 23:55 | Comment(2) | 日記(山本正之ネタ)

2007年03月06日(Tue)

「日曜日よりの使者の詩」

日曜日よりの使者の詩(Amazonより) 本屋さんに寄ったら、「日曜日よりの使者の詩」という本が置いてありました。
山本正之ファンにも馴染みの深い、甲本ヒロトさんの詩集です。詩集といってもポエム集ではなくて、今まで発売した曲の歌詞を集めたものですね。

ぼくは小学生か中学生くらいの頃、ブルーハーツを良く聴きました。今でも、ブルーハーツやハイロウズやクロマニヨンズを聴きます。
中学生の頃、正之先生とヒロトの交流を知った時は、結構びっくりしたもんでした。

と、そんな興味から、手にとってぱらぱらとめくってみました。
へー、「甲本ヒロト全詩集」と銘打っているだけあって、本当に歌詞が書いてあるだけなんですね。
あー、この歌は知ってる、これも知ってる、これは知らない、なんて思いながら斜めに読み進めて行くと、終わりの方は、本人の歌唱ではない、他者提供曲(詩)がまとまっていました。宮沢りえと一緒に歌った「ボーイフレンド」とかですね。
その中のひとつの歌詞に目が留まります。

「いつかのお前との約束どおり…」

あー、「Oh! Destination」じゃないですか。へぇ、他者提供曲の章に入れてあるんだ。
ぼくら山本正之ファンにとっては「過ぎし日のロックンロール」の曲中曲として有名ですが、亀ちゃんとかと「コーツ」というバンドをやっていた頃に歌っていた曲のはずです。
まぁどの章にあっても構わないけど。


巻末には、「出典一覧」みたいなのがありました。
この曲は、例えばブルーハーツの、○○ってアルバムから引っ張ってきましたよ、みたいなのが一覧でまとまってるわけですね。
それの、「あ」行の終わりの方。
曲名「Oh! Destination」
アーティスト「山本正之」
アルバム「アノ世ノ果テ」

…いや、まぁ確かにCD化されてるのは「アノ世ノ果テ」だけなのかもしれないし、実際に正之先生も(途中から)歌ってるけど、…な、なんか違和感があるなあ…。



ところで、本のタイトルに使われているところを見ると、甲本ヒロトの代表曲ってのは、「日曜日よりの使者」なんですかね。
ここもなんとなーく違和感が。いや、「日曜日…」はホンダのCMソングとしてずっと流れていたし、ぼくも大好きな曲ですけどね。

歌詞(と出典一覧)以外に一切文章がないんで、当然、著者は「甲本ヒロト」となっていますが、本作りのときにメインで動いたのは、もしかしたら編集者の人かもしれません。本のタイトルも。
まぁそう思う理由は「何となく」なんで、勝手な想像以外の何物でもないんですけどね。
posted by ななし at 23:55 | Comment(0) | 日記(山本正之ネタ)