asahi.com マイタウン山形 より
引用元は新聞社のサイトですが、こういうサイトは少し日数が経つと、ネット上から記事を消してしまうんで、多めに引用します。
数十年間変わらず、企業名と商品名を繰り返すテレビCM曲が、県内にはいくつも残っている。数週間おきにめまぐるしく曲が変わる全国規模のテレビCMとは対照的。長年変わらないのは、宣伝費が少ないといった地方特有の事情もあるようだが、県民に親しまれており、企業側も思い入れが深い。
という書き出しで始まるこの記事。まさに山形県内向けの内容です。
ひとつ目はでんろく豆のCMのこと。それに続いて、ふたつ目は、
「清酒・東光」を作る米沢市の酒造会社「小嶋総本店」。CM曲は「わたしの東光」。
あー、東光。ぼくも飲んだことありますよ…って、東光のCM曲って言ったら、あの歌じゃないですか。
♯語り明かせば夜は更ける ふれあいの酒 わたしの東光
中日ドラゴンズが優勝したときにヒットした「燃えよドラゴンズ」の作曲者である山本正之さんの作品だ。
小嶋総本店は、20年以上前に「歴史に加え、新しさをアピールするCMを作りたい」と、山本さんに依頼した。
山本さんは四つの曲を用意したが、取締役の小嶋淳子さん(51)が「楽しく飲めそうな曲」を選んだ。
それが現在まで流れている曲で、山本さんが実は一番お気に入りだった曲だった。山本さんは、01年に自分の作品集のCDにも収録。全国に知られるようになった。
小嶋さんは「曲が有名になり、聴くだけで東光を想起してもらえる。もう別の曲を作る必要はありませんよ」と言う。
そうか、山形ではずぅっと流れているCM曲なんですね。
ぼくは、記事中で「作品集」と紹介されている、「蔵出・山本正之作品大全集」が発売されるまでは聴いたことがありませんでしたが、山形の人にとってはかなりお馴染みの曲だったようです。
そういえば、その地方ではみんな知ってるけど、別のところに行くと知られてないCMってありますね。大学生の頃、同級生に、「ハトヤ」のCMの話が通じなくてびっくりしました。その直後、その人の出身地を思い出して、そりゃそうか、と思いましたけど。北海道の人が伊東の温泉ホテルを知ってるはずありませんよね。
にしても、4つも曲を用意したんですね。このCMに使われなかったメロディってのも、気になるところです。
CMソングといえば、先日、松下がHi-Hoを売却する、というニュースを聞きました。
以前、正之先生がHi-HoのCMソング歌っていましたね。
海外サイトに、当時のFlashが残っていました。
These Flash Anime commericals are just too funny.
とあるんで、「マジ、面白すぎ」って感じですか?
このCMソングは、作曲・歌:山本正之 で、作詞は広告代理店の人と、このCMが流れていた頃のライヴで聞いた覚えがあります。
作詞された方は、アルバムを聞き込んで、「山本正之っポイ」のを作ったそうです。
ファンの方々は、作詞が正之先生じゃないことに気付いたかもしれませんが、確かに「っポイ」感じに作られた努力は感じられますよね。